仕事で「ダサい」って何やと思う?それはただ「結果が出てない」とか「やり方が古い」とか、そういうもんじゃないんよね。僕が思う「真のダサさ」ってのは、もっと根っこの部分で、「自分を持ってない」ことやと思う。
そもそも、みんながよく言う「成功」ってなんでしょうか?周りの評価?ほんとにそれが自分にとっての成功なんか?いや、そもそも「成功」って誰が決めたんやって話やん。会社をやってると、「この方法が正解」「こうすれば売れる」みたいな情報が山ほど入ってくるけど、そんなもん、誰が決めたか分からんやん。それよりも、自分が「これや!」って思えるやり方でやるのが一番やろう?
他人の成功例をそのまま真似して「いいやん、うまくいきそうやん」って思うのが、実は一番ダサい。他人がやってうまくいったもんが、自分の会社でもうまくいくかは分からん。それよりも、「自分はこうしたい」「この会社でこういう未来を作りたい」っていう軸を持って、そこからぶれんとやり切る。それが、大人として一番カッコいい姿やろ。
これ、よくある話やけど、管理職になった途端に「部下の前でいい上司になろ!」って人おるやん。言いたいことも言えんようになって、気ぃ使いまくって結局「無難」なことばっかり言うてる。それが本当にいい上司なのか?
そりゃ、社員に嫌われたくないって気持ちは分かるけど、それで「自分」をなくしてたら、誰がこの会社を引っ張るんや?上司が「何かよう分からん無難な人」って思われたら、それこそ会社がダサくなるやろ。だから、僕はいい格好せんでも、自分の考えをちゃんと言っていきたい。言いたいこと言うて、それが「やりすぎ」って言われるかもしれんけど、それも含めて自分のスタイルや。
自分自身の考えをしっかりと持ちつつ、時代に合わせて工夫する。それがほんとの「柔軟性」やろ?
「真のダサさ」っていうのは、自分を持たずに他人のやり方ばっかり追っかけること。他人の成功例なんか気にせんで、自分が「これや!」と思える方向でやり切る。それが「カッコいい生き方」を作るための一番の方法やと思う。流行に振り回されんと、自分の軸で動いていく。それが、仕事での“ダサさ”から脱却する方法やと思うわ。