連休はお仕事でした

連休初日、せっかくだから遊び倒すつもりが、気付けば仕事であった。経営者ってやつはね、明日明後日やるべきことを片付けるだけじゃダメで、その先、半年後、1年後、はたまた3年後に「効いてくる」何かを考えてないといけないというプレッシャーの中で頭を動かしている。

社員にはよく言うんだけど、ラーメン屋の大将が毎日ラーメンを黙々と作ってるだけじゃ、その店は大きくなんない。自分のお店を大きくしたいのなら、誰でもラーメンが作れるシステムを作って、どんどん店を増やしていくことに頭を使う時間を増やさないといけないわけだ。これができなきゃ、「ラーメン職人」で終わっちゃう。

で、新入社員の皆も一緒。毎日「今日の仕事！」って目の前のことばっかり追っかけてると、気がついたら何も変わってない。確かに最初はそれでいいかもしれん。でもな、そのうち「俺、ずっと同じことしてんじゃね？」って気付く時が来る。それが怖いんだよ。

だからこそ、目の前だけじゃなくて「その先」をちょっとだけ考えろ。自分が今やってることが、いずれどう役に立つのか、その糸を見つけるんだ。で、見つけたらそれを地道にやる。やってやって、飽きた頃にやっと、「あれ？なんか俺、ちょっと変わってね？」って気付き出す。その頃にはお前はちょっとしたラーメン屋の大将になってるはずなのだ。餃子でも食いに行くかぁーーー。