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個性を活かしながら足並みを揃える組織づくり

個性を活かしながら足並みを揃える組織づくり
2024.12.07

正直な意見交換がもたらす気づき

昨日は社内のメンバー全員で集まり、今進めているプロジェクトについて正直な意見をぶつけ合うミーティングを行った。実は、ここ数日ほど、自分の中でずっとモヤモヤがくすぶっていた。月曜日から感じていた違和感、それは「薄々問題だとわかっている課題に手を付けずに、放置してしまっている」ことへの不安だった。

課題放置が引き起こす潜在的なリスク

たとえば、「このままではプロジェクトがうまく転がらないぞ」と誰もが気づいているのに、いつの間にか「あれは誰かがやるだろう」とか、「自分はまず自分のタスクを終わらせるべきだ」という意識が先行してしまい、重要な問題が宙ぶらりんになっていた。別に誰かが怠けていたわけではない。むしろ、みんな忙しく動いている。各メンバーは自分の仕事に没頭し、自分なりの結果を出そうと頑張っているのだ。だからといって、全体の大きな方向性や共通の目標が脇に追いやられてしまえば、いつか大きな綻びが出ることは目に見えている。

個性を活かす組織風土とその落とし穴

Galaxiaは個性を最大限に活かそうとする社風がある。自分なりのスキル、やり方、発想をチームに持ち込んで、多様性を力に変えていくことを目指してきた会社だと思っている。個性豊かな人材が集まれば、化学反応的に新しい価値が生まれることも少なくないからだ。だが、ここであらためて強く感じたのは、「個性」は組織という土台あってこそ輝くものだということ。個性が組織の目標や価値観と交わるからこそ、新しいイノベーションが生まれ、全体のパフォーマンスが上がる。もし個人の「やりたいこと」がチーム全体のゴールとまったく噛み合わず、バラバラの方向に突き進んでしまったら、いずれは大きな問題が突然噴出するかもしれない。

「足元を揃える」ことの重要性

昨日の打ち合わせは、まさに「足元を揃える」ための場だった。誰かを叱責したり、吊し上げたりするつもりはまったくない。むしろ、問題があるならそれを認め合い、どうやって対処するかを冷静に話し合う。そのために、まずは皆が同じ地図を持っているかを確認する必要があると思った。全員がどこへ向かっているのか、そのために何をすべきなのかを共有し、「今、この瞬間、本当に必要なアクションは何か」を突き詰めていく。難しい局面にぶつかるたびに、こうして一度立ち止まって全体の方向を見直すことが、組織としての質を高めていくのだと感じている。

個人の成長と組織の成功は表裏一体

個人の成長も組織の成功も、完全に切り離せるものではない。メンバー全員が「自分が何者で、何を目指しているのか」を理解すると同時に、「このチームがどんな世界を創りたいのか」を共有していなければならない。そうやって、時に立ち止まり、考え、足並みを揃えることで、結果的には個人の才能がより大きく花開く環境が整う。それこそが、働いていて本当に面白い会社の姿だと思う。

継続的な改善が「個性を活かす強い組織」をつくる

今回のミーティングは、そのステップのひとつだった。モヤモヤを解消するための行動をとる覚悟を持つこと、問題を見て見ぬふりをしないこと。そうやって組織全体が前向きに改善し、成長していくことで、Galaxiaは「個性を活かせる強い組織」としてさらなる高みを目指していけるはずだ。今後も定期的にこうした振り返りを繰り返し、チーム全員が同じ方向へ歩んでいけるよう、丁寧に仕組みをつくっていきたい。

プロフィール
上杉
上杉勇熙(うえすぎ ゆうき)は、株式会社Galaxiaの代表取締役。明治大学卒業後、生命保険会社に入社し、営業の最前線で活躍。豊富な営業経験と卓越したマネジメントスキルを活かし、Webマーケティング事業で起業。SEOやコンテンツ戦略において高い専門性を持ち、クライアントのデジタルプレゼンスを飛躍的に向上させることに情熱を注いでいる。

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